2011年7月17日日曜日

交流回路_四端子定数_平成13

次の文章は、二端子対回路に関する記述である。表中及び文中の[  1  ]~[  5  ]に当てはまる式又は数値を解答群の中から選び、その記号をマークシートに記入しなさい。
図のように3個の同じインピーダンスZからなる回路がある。


端子1ー1’及び2ー2’の電圧をそれぞれV1及びV2とし、両端子に流れる電流をそれぞれIIとする
 図のー点線で囲まれた回路の四端子定数をABC及びDとすれば、V1I1V2I2の関係は次式で表すことができる。

この回路において、下表のa欄に示すそ操作を行ったとき、端子11'からみたインピーダンスは、同表のb欄あるいはc欄のように求められる。
他方、図の回路において端子2ー2’を短絡したときのI1I2の関係を求め、端子2ー2’を開放したときのV1V2の関係を求めた後、式①及び式②並びに上表の結果を考慮すれば、AD=[ 3 ],B=[ 4 ]及びC=[ 5 ]が求まる



解答
 端子2ー2’を短絡して式①式②をみるとV2が0になるので


となり
[   1    ]

又、端子2ー2’を短絡して回路をみると、

②’から
D = 2 ・・       [   3    ]
から

から
B = Z ・・         [   4    ]

が導き出てくる





様に端子2ー2’を開放してやると
[   2    ]

A = 2   ・・・・ 
            C = 3/Z ・・・              [   5   ]

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